こんにちは!巣ごもり主婦のアニスです。今日は夫婦の趣味について考えていきたいと思います!
子育てが一段落すると、残されるのは夫婦の関係。
今まで以上に2人の時間が増え、会話する機会も増えてきますよね
だけど会話のネタが見つからない・・!
なんてことはありませんか?
私も外人夫とは共通点が少なくて困っています。
当然趣味も全然合わない。
ですが、フランス人にとって夫婦が共通の趣味を持ち、楽しい時間を共有するのはほぼ必須。
「夫婦が一緒に楽しめないなら、離婚を考えるお国柄」
というのは、フランス在住30年の先輩日本人妻のお言葉でした。
なるほど~。
フランスには赤ちゃんがいてもシッターさんを雇い、夜は夫婦のお出かけ時間を捻出する文化があります。
- お洒落して恋人気分でレストラン
- 共通の友人宅で食事会
- 映画鑑賞や観劇などを楽しむ
- 美術館や博物館で文化的刺激を受ける
こういうことを日常的に行っていると夫婦の絆も当然深まりますよね。
ただ、日本人としてはどれもデートっぽくってそんな柄じゃない・・。
共通の親しい友人も特にいないし・・。
何か共通の趣味があればいけど・。
これと言った共通の趣味がないのです。
そんな場合はどうしたらいいのでしょうか。
夫婦の趣味が合わない場合はどうしよう
ズバリ・・。
どちらか、または互いに合わせに行くしかない!
と思います。
でもこれ、「言うは易く行うは難し」なんです。
だって、面倒じゃないですか。
自分の時間は自分の好きなことに使いたい!
私も一人時間が大好きで、始めは本当におっくうでした。
でも、「夫婦で楽しめないなら離婚」という先輩からの言葉が頭をよぎり・・。
また実際のところ、夫がすごく不満そうにしていたので、これはもう限界だ・・!変わらねば!と心機一転!
夫のお誘いにはできるだけ付き合うことに決めました。
引きこもりの私がアウトドア好きになった
もともと家で一人で過ごすのが大好きな私は仏人夫からずいぶんお説教を受けました。
「もっと外に出て人生を楽しもう!」
ということで、渋々付き合いだしたのが15年前。
今ではなんと!
こんな私が海で泳いだり(以前には考えられない!)、山に登ったり(いまだに息ぜーぜー)、サイクリングをしたり(スピード速いと怖いけど)するのが楽しくなってきました。
気の向くままに車や自転車を走らせたりして、綺麗な場所を発見した時はなんだかすごく得した気分になります。
もともとカメラが好きだったので、そういう場所で写真を撮るのも自分にとっては頑張ったご褒美になりました。
引きこもりの私もバーベキューが楽しくなった
もともとコミュ障で人付き合いが苦手なので、誰かを家に呼んでバーベキューなんて自分だけだったらまずしません。
でも夫は社交的で人と集まるのが大好き。
これも始めは自分の背中を押すように無理無理付き合ってましたが、今では企画・準備段階からちょっと楽しい・・。
自分にとっては子供達の喜ぶ顔が見れるのがなによりですね。(いい写真もたくさん撮れる!)
このように、たとえ始めは面倒に思えても、続けていくうちに自分なりに魅力を発見して楽しくなってくる可能性も多いにあると思います。
むしろ、今後長く続くであろう老後生活を考えた時、自分を少し変えてでも相手に合わせて楽しい時間を作る努力をしてみた方が結果的にメリットが大きいし、前向きです。
将来、2人キリの家でシーンと無言・・。
相手のちょっとした言動にカチンと来たり、イライラしたりする毎日なんて悲しいですよね。
それとは違う、明るい未来への投資だと思えば、ちょっとした努力も安いものです!
夫婦共通の趣味には何がいい?
知り合いのご夫婦は、タップダンス、英会話、ウクレレ教室、落語サークルなどなど、毎日のように習い事三昧という最強カップルなのですが、さすがに普通はそこまでできませんよね。
そもそも、習い事に夫婦で顔を出すのは照れ臭いと感じる方の方が多いのではないでしょうか。
そんな方におススメしたい手軽な趣味をいくつか挙げさせて頂きます。
散歩やサイクリングに一緒に出てみる
近所を散歩に出てみたはいいけど、歩きながらずーっと無言・・。
なんて悲しい結果にならないように、ドライブで少し自然のある場所に遠出してみるのもいいかもしれません。
車を置いて、ちょっとブラブラ。
これは私達がよくやるパターンですが、新鮮味があるので景色を見ながら会話も増えるし、おいしそうなお店があったら入ってみたり。
グーグルマップで緑の多い場所やハイキングコースのある場所を探してみるのも楽しいです。(長く住んでいても意外な穴場が結構ある!)
園芸を始めてみる
これは私が好きで始めたものでしたが、最近は夫も興味を持ちだしてバラの世話なんかもし出しています。
私のバラなのに「消毒はああしろ、こうしろ」、と口を出してきてちょっとウンザリすることもありますが、まぁ、これも夫婦共通の趣味と言えるでしょうか。
家庭菜園も楽しいですよね。
ベランダのプランター菜園も気軽にできますし、始めちょっと道具をそろえるのが面倒ですが、一度揃えてしまえばあとは毎年苗を買って、肥料を補給するくらい。
近所に住む達人に至っては、各種野菜も全部種から育てるいるので、ほとんどお金がかからないそうです。(私はそこまではとても無理ですが。汗)
同じ映画やドラマを見て語る
うちの夫の強い要望ですね。夫婦で映画について語り合う・・。
ただ、うちの場合は言葉(字幕)の問題があるので、別々に好きな時間に動画配信サービスを使って見てから、後で感想を食事中に話すというのが定番です。
私はどちらかとドラマ派なんですが、夫が激推しする映画を見ないでいると「まだ見てないのか。まだ見てないのか」と圧が凄いのでなんとか見れそうな作品だけ見ています。
でも興味ないのは無理には見ませんけどね。笑
夫が興味のある話に耳を傾ける
これは趣味とは違いますけど、散歩なんかをしていると必然的に相手の話を聞くことになりますよね。
うちの夫の趣味は「政治・経済・国際問題・環境問題・食品問題・格差問題」などなどとにかく小難しい!
最悪ですよ~。
私全~~~部興味ないですから!(というのは言い過ぎですけど、レベル高すぎてついていけない・・)
でも、聞くしかないですね。
結局人って自分のしたい話を聞いてくれる人と過ごすことが一番楽しいと思うので。
時々左の耳から右の耳にさ~っと流れてるのがバレることもありますが、適度に返事をしながら興味深げなフリをして聞き流してます。(少しは頭に残る・・)
その他、カラオケ行ったり、時々市営のテニスコートを借りてお遊びテニスなんかもしたりします。
趣味が合わない場合、互いに努力は必要だけどメリットは充分
こうして、多少の努力を続けるいると結果的にたくさんのメリットがありました。
- 自分の世界が広がる(行動範囲だけじゃなく楽しみが広がる)
- 知識が増え、考え方も多面的になる(夫の話を聞くと社会が勉強できる)
- 夫婦の会話が増える(ネタが自然に多くなる)
- 家にいても夫婦円満(喧嘩はするけど、それはまた別の話)
余談ですが、フランスに住む主人の両親はいつも一緒で、あちこち旅行に行ったりトレッキングしたり。(フランス人は自然の中を歩くのが大好き)
一度ベリルという小さな島を丸3日歩き続けるというハイキング旅行に付いて行ったのですが、重いリュックを背負って毎日8時間も歩き続ける義母の体力には驚きました!
聞くと、「もともと歩くのは嫌いだったけど、夫に付き合っていくうちに好きになった」のだとか。
うわ~、私は無理だぁ・・。
さすがにここまで極めるのが難しそうですが、たまに2、3時間のハイキングに付き合うくらいなら私でもできそうです。
長い老後を見据え、体力があって、頭も多少柔らかい時に少し自分を変えてみる。
そしたら意外な世界が見えてきて楽しかったりするかもしれません。