こんにちは、巣ごもり主婦のアニスです!
昼寝って気持ちいいですよね~。
お昼を食べた後から2時くらいの間は特に眠くなりますので、家にいる主婦やパートタイムで少し空き時間のある主婦、または私のような在宅仕事組はついついスーッと寝ちゃいがち。
でも、毎日昼寝しちゃってていいのかしら?
昼寝するなら時間はどれくらい?
夜の睡眠に影響がない範囲は?
など、色々疑問が湧いてきます。
というわけで、今回は日本の主婦が昼寝していい理由と、上手な昼寝の仕方について深堀りしたいと思います!
昼寝上手な主婦になるために、最適な昼寝時間は何分かを知ろう?
私も眠い時はもうササっと寝ちゃいます。
20分ほど寝た後はすっきり集中できるので、眠いのを我慢するよりずっと効率がいいんですよね。
日本のサイトを調べると「夜の睡眠に響かない昼寝は15分~30分まで」とされているのもありますが、アメリカのサイトでは「20分」までとするものが多かったです。
でもなぜ「20分」が広く推奨されているのでしょう。
次の表はレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを表しています。
【画像参考】FOODANDLIFE’s fitnessandnutrition
人間は一晩の間に眠りが浅くなるレム睡眠と、深い睡眠状態にあるノンレム睡眠を4、5回繰り返しています。
このノンレム睡眠には眠りの深さを示すステージが4つあるのですが、昼寝の場合はステージ2の段階で起きるのが理想。
ステージ3や4の睡眠状態から起きてしまうと、その後も朦朧とし、目覚めが悪い状態が続いてしまいます。
そのため、ステージ3に差し掛かる15分から30分の間に起きましょう。
ということなのですね!
「20分だけ!」を意識しすぎると、神経質になりすぎて今度は眠いのに寝付けない・・なんてことにもなりかねないので、「始めは大体30分くらいで・・」でいいのではないでしょうか。
また昼寝の時間帯ですが、2時台までを心がけましょう。
3時以降の夕方に寝てしまうと夜の寝つきが悪くなるので気を付けたいですね。
主婦なのに昼寝しちゃうなんて・・という罪悪感は必要ない!
外で働いている旦那様、学校で勉強している子供達・・。
のことを考えると確かに少し罪悪感を感じる部分はあります。
でもいいんです!なぜなら日本の主婦は頑張ってるのですから!
驚愕!日本の主婦は寝ていない!
平成26年版厚生労働白書で驚くべきデータを見つけてしまいました。
調査した33か国中、最も睡眠時間が短かった国が日本ということですが、この表をよーくご覧ください!!
なんと!欧米各国は圧倒的に睡眠時間が長いというだけでなく、なんと女性の方が長く寝ているんです!
これを見るに、そもそも女性の方が長い睡眠が必要なのでは?という解釈もできると思うのですがいかがでしょうか?
これに反し、なんと!
日本は女性の方が男性よりも約20分も睡眠時間が短いんです!
日本人男性の平均睡眠時間が7時間52分に対し、女性は7時間33分。
(ちなみに一番長く寝ているフランス人女性は8時間38分)
ほら!この20分を昼寝で取り返しましょう!
やはり日本の女性は働いています。
共働き夫婦も多い中、家事や育児に親の介護、家計の管理、役所手続きに至るまで一切合切を取り仕切りるような主婦も多いことでしょう・・。涙
結果として国際比較で見ると、こんなにまで短い睡眠時間になってしまっているのです!
一方、一番長いのはフランスです。
私の夫はフランス人ですが、本当~~~によく寝ます。子供のようにぐっすり寝ます。
肌の色つやがいいのはそのせいでは・・ヒガミ交じりに思う毎日です。
昼寝の習慣のある国は意外に多い
さらにですね。これだけ夜寝ていてもさらに昼寝をする国が多いのです。
スペインの「シエスタ」は有名ですが、他にもアルゼンチン、中国、インド、ベトナム、ギリシャ、イタリア、中東、北アフリカでも一般的に見られるそうです。
フランスにも同じ意味で「シエストゥ」という言葉があるのですが、休日に夫の実家に家族が集まった時にも、なんとなくいつも「シエストゥ(昼寝の時間)」が設けられます。
長いランチの後にワインに酔って寝る人も多いですし、寝ない人も横になって本を読んだりと、静かに過ごす時間帯が3時~5時くらいまである感じです。
ベトナムに関しては学校や職場にも昼寝時間がきっかり15分決められていることで有名ですね。
疲労回復効果が高く、午後の学習効率や労働効率が高まると広く認められているからです。
主婦の皆さんも、せっかく家にいて寝てる環境があるならば、昼寝をしない手はないですね!
疲れてる主婦の場合、時には長い昼寝もいいのでは・・?
これは私の個人的な考えになるので話半分で聞いて頂きたいのですが、30分を超える昼寝も時には必要だと思います。
子育て中の主婦ならば、夜に子供が泣いて起こされることもあるでしょう。
無意識のうちに体力の限界を超え、子育てに追われている方も多いはずです。
そんな子育て主婦世代は思い切って体を休ませてあげましょう。
特に赤ちゃん育児中は「赤ちゃんが寝てる間に自分も寝る!」が鉄則ですよね。
本当に疲れている場合は、夜もしっかり寝れるものです。
また、子育てが終わった主婦には、今度は「ホルモン減少」という難敵が待ち構えています。
ハッキリ体調不良を自覚されてる方はもとより、なんとなく疲れが取れない・・という方も、時には昼寝で体を労わってあげてもよいのではないでしょうか。
フランス人は本当によく寝ます。
大人でも夜の10時くらいになるとベッドに入り、本を読んだりしながら寝てしまいます。
平均睡眠が9時間という人も珍しくないです。
私もついつい実家に行くと、外国語で外国人と接し続ける気疲れから長い昼寝をしてしまうのですが、毎回義母がこう言ってくれます。
「たくさん寝ていいのよ~。それだけ体が疲れてるってことなんだから!」
「睡眠は大事なもの。疲れてるなら寝るべきだ。」
という認識と意識の違いを感じるのです。
夜の睡眠に影響しないならOK
とはいえ、昼に思いっきり寝すぎて夜の寝つきが悪くなったり眠りの質が下がってしまう場合はやはり影響のない範囲の20分に留めておくのがベストでしょう。
悪循環でついつい昼に寝てしまう。
そして夜になるとよく寝れない・・。
という方は朝日をたくさん浴びて体内時計をリセットし、セロトニンが生成されるように軽い運動をするのも効果的です。
セロトニンが生成されれば、睡眠リズムを調整するための為のホルモン「メラトニン」も増やしてくれます。
というわけで、いかがでしたでしょうか?
ご自身の体が必要な部分を見極め、上手に昼寝をとれる主婦になりましょう!